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学習のスタイル

 いささか旧聞に属するが、子供の学習意欲に関する調査から、活動性・協調性・言語性という3つの因子が得られたという報告がある。活動性には静的と動的、協調性には協力的と独立的、言語性には言語的と行動的というそれぞれ2つの方向性があるから、3つの因子の組み合わせにより、8つの学習スタイルがあることになる。

 学校教育は集合一斉教育の形態をとっているから、動的で独立的で行動的な学習スタイルを持つ子供にとっては窮屈な学習環境である。そういう子供は教員には言うことを聞かずに勝手に動き回る困った存在に映る。昔は、そういう子をも包み込んでいたように思うが、昨今は、面倒な子は特別支援学級に移して、厄介払いする傾向があるように思われる。

 しかし、動的で独立的で行動的な学習スタイルの子供は創造性・想像力が豊で新たな発見をもたらし膠着状態にあってそれを打破する貴重な存在である。排除していては社会が硬直化し衰退する。

 昨今の教員は、教育を「教え込む」ものと考える嫌いがある。指導案に従って授業をするだけで、子供の反応を見て授業の進め方を変えるだけの力量がない。子供が勝手に動くのは授業が詰まらないから、成績が悪いのは説明がわかりにくいからだ、とは考えないようだ。

 Instructor から Enabler へ、Enabler から Facilitator へ。教師が目指すべき姿である。


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